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群馬の内窓リフォームで失敗しないために確認したい5つの点

群馬の内窓リフォームで失敗しないために確認したい5つの点

内窓は、外壁を壊さずに窓の断熱性能を上げられる方法です。ただ、入れたのに思ったほど変わらなかったという声も耳にします。

この記事では、群馬県内で内窓リフォームを検討している方に向けて、つまずきやすい点を5つに整理し、工事の前に確かめておくと後悔しにくい順番をまとめます。

作成者 山﨑 隆徳(合同会社LINKS 代表) プロフィール

作成日 2026年8月30日 最終更新日 2026年8月30日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約7分

内窓を入れても変わらないのは、どんなときですか?

寒さや暑さの出どころが窓ではなかったときです。玄関ドア、床下、換気口が原因であれば、窓に手を入れても体感は変わりません。工事の前に出どころを切り分けておくことが要ります。

もうひとつ多いのが、同じ部屋の一部の窓にしか入れていないという状態です。窓は熱の出入り口ですから、残った窓からは以前と同じように熱が行き来します。対象を絞ること自体は費用を抑える上で有効な方法ですが、絞り方を誤ると効きが薄くなります。どの窓を残すかは、大きさと向き、使う時間帯で決めます。

切り分けは自分でもできる

風の強い日に窓の合わせ目へ手をかざす、窓ぎわの床と部屋の中央の温度を比べる。この二つだけでも、窓が原因かどうかの見当はつきます。当社では現地で窓の仕様と建物の状態を確認したうえで、窓の工事で変わる範囲をお伝えしています。出どころの確かめ方は室温のお悩みのページでも紹介しています。

ガラスの選び方で、何が変わりますか?

窓ガラスがどれだけ日射熱を室内に通すかは日射熱取得率という数値で表され、ガラスの種類によって値が異なります。数値が小さいほど、室内に入る日射熱が少なくなります。

アルミ建具に一枚ガラスの場合と日射をさえぎるLow-E複層ガラスの場合の日射熱取得率を比較して示す図 図1 ガラスの種類による日射熱取得率のちがい 0.70 0.32 左=アルミ建具+一枚ガラス/右=日射をさえぎるLow-E複層ガラス。数値が小さいほど入る熱が少なくなります。 平成28年省エネ基準の規定値であり実測値ではありません。製品ごとに差があります。 出典:板硝子協会「ガラスの仕様と枠の種類に応じた窓の熱貫流率・日射熱取得率」

注意したいのは、日射をさえぎる性能が高いガラスは冬の日射も同じようにさえぎるという点です。南向きの窓で冬の日差しを取り込みたい部屋と、西向きで夏の西日を止めたい部屋では、向くガラスが変わることがあります。一律に高性能なものを入れれば良いという話ではありません。

出典:板硝子協会「ガラスの仕様と枠の種類に応じた窓の熱貫流率・日射熱取得率」(平成28年省エネ基準の規定値)。規定値であり実測値ではありません。

内窓を入れたあと、暮らしはどう変わりますか?

窓が二重になるため、開け閉めの動作は一手間増えます。拭く面も増えます。この点をあらかじめ想定しておくかどうかで、入れたあとの感じ方が変わります。

内窓を設置したあとに良くなる点と、手間が増える点を対比して示す図 図2 内窓を入れたあとに変わること 変わって良かった点 手間が増える点 窓ぎわの冷えがやわらぐ 外の音が届きにくくなる 結露の出方が変わる 冷暖房の効き方が変わる 開け閉めが一手間増える 拭く面が増える 窓辺の奥行きが変わる 網戸の使い方が変わる 入れる前に手間の側も知っておくと、あとから「こんなはずでは」となりにくくなります。 変化の程度は住宅の構造・断熱の状態・気候によって異なります。 出典:合同会社LINKS 窓断熱プラン(2026年8月時点)

普段開けない窓から入れるという考え方

出入りに使う掃き出し窓は、開け閉めの頻度が高い場所です。一方、はめ殺しに近い使い方をしている小窓や、季節をまたいで開けない窓もあります。手間の増え方が気になる場合、普段開けない窓から順に入れるという選び方ができます。効きと手間のどちらを優先するかは、暮らし方によって変わります。

採寸と下地は、どこまで見ますか?

内窓は既存の窓枠の内側へ取り付けるため、枠の歪み・下地の状態・窓の開き方まで見たうえで採寸します。寸法だけを測って発注すると、取り付かないことがあります。

また、窓の内側に新しい枠が入るぶん、窓辺の奥行きがわずかに狭くなります。出窓のカウンターに物を置いている、窓の内側にブラインドを付けているといった場合、干渉しないかどうかを事前に見ておく必要があります。カーテンレールの位置を変える必要が出ることもあります。

築年数の経った住まいでは、窓枠がわずかに歪んでいることがあります。見た目には分からない程度でも、内窓のように精度が要る取り付けでは影響が出ます。下地が傷んでいる場合は、先に補修が必要になることもあります。こうした条件は現地を見ないと分からないため、当社では採寸のために一度お伺いしています。

出どころの切り分け、窓の棚卸し、ガラスの選定、採寸という4段階の検討手順を示す図 図3 内窓を検討するときの順番 STEP 1 出どころを切る 窓か、それ以外か 手をかざして確かめる STEP 2 窓を棚卸しする 数と向き 使う頻度 STEP 3 ガラスを選ぶ 夏か冬か 部屋の向きで変わる STEP 4 採寸する 枠の歪みと下地 現地で確認 この順番で進めると、あとから前提が覆ることが少なくなります。 実際の判断は現地で建物の状態を確認したうえで行います。 出典:合同会社LINKSの現地確認の進め方(2026年8月時点)

見積りは、対象の窓を決めてから

窓の数と仕様が決まっていない段階では、金額の幅が大きくなり、比べる材料になりません。どの窓を対象にするかを先に決めてから見積りを取ると、内容を突き合わせて比較できます。当社では現地で窓の数と仕様を確認したうえでお見積りをお出ししています。費用についてのご質問は費用のよくある質問にもまとめています。

我が家は、どの点でつまずきそうですか?

当てはまる項目が多いほど、工事の前に確かめておくことが増えます。下のチェックは診断ではなく、ご相談の前に状況を整理していただくためのものです。

内窓リフォーム 事前チェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個前提はおおむね整理できています。現地の採寸に進める段階です。
2〜3個確かめておくことが残っています。まず出どころと窓の向きを整理してください。
4〜6個工事の前に確認すべき点が多い状態です。現地確認から始めることをおすすめします。

工事の日は、どのくらい家を空けますか?

内窓の取り付けは、外壁を解体しない方法であれば室内側の作業で完結します。そのぶん立ち入りの制限は限られますが、対象の窓の前に作業の場所が要ります。

窓の前に置いてある家具やカーテンは、作業の前に移動していただくことになります。窓の数が多い日は、部屋を移りながら進めることになるため、当日の段取りを事前にお伝えしています。在宅で立ち会うのか、鍵をお預かりして進めるのかも、ご都合に合わせて相談できます。工事中の生活については工事中も生活できるかのよくある質問にまとめています。

群馬県内では、どんな工事をしていますか?

高崎市では、既に一部の窓へ内窓を設けていたお客様が、リビングの窓に増設したという事例があります。一度にすべての窓へ手を入れない進め方の例です。

もとの窓はアルミサッシに一枚ガラスという仕様で、冷暖房の効きにくさと結露にお困りでした。内窓の色にはショコラーデGを選んでいただき、落ち着いた見え方に仕上がっています。この進め方の良いところは、先に入れた窓で効きと手間を体験したうえで、次の窓を決められる点にあります。内窓を入れたことがない段階で全部を決めるより、判断の材料が増えます。

出典:高崎市の施工事例(冷暖房効率UP!電気代が気になる家にまるごと断熱・2026年8月確認)。工事の内容は住まいごとに異なります。

効きは、季節をまたいで確かめる

内窓の効き方は、夏と冬で現れ方が違います。夏は日射熱の入り方、冬は窓ぎわの冷えと結露の出方に変化が出ます。一つの季節だけで判断すると、もう一方の季節の変化を見落とすことになります。工事の前に、その部屋で困っているのが夏なのか冬なのか、あるいは両方なのかを整理しておいてください。困っている季節がはっきりしていると、ガラスの選び方も決めやすくなります。

内窓リフォームについて、よくいただくご質問は?

群馬県内のお客様から実際に伺うことの多い質問をまとめました。住まいの状況によって答えが変わるものもあるため、判断は現地を確認したうえでご案内しています。

内窓を入れたのに寒さが変わらないことはありますか?
あります。寒さの出どころが窓ではなく、玄関ドアや床下だった場合です。また、同じ部屋でも一部の窓にしか入れていなければ、残った窓から熱が出入りし続けます。工事の前に出どころを切り分けておくことが大切です。

採寸はどのくらい正確に必要ですか?
内窓は既存の窓枠の内側に取り付けるため、枠の歪みや下地の状態まで見たうえで採寸します。ご自身で測った寸法だけで発注すると、取り付かない、隙間が残るといったことが起こり得ます。

掃除の手間は増えますか?
窓が二重になるぶん、拭く面は増えます。普段開けない窓から先に入れる、出入りに使う窓は残すといった組み立て方で、日々の手間を抑えることもできます。

どのガラスを選べばよいか分かりません。
ガラスの種類によって日射熱の通り方が変わります。夏の日射をさえぎりたいのか、冬の冷えを抑えたいのか、部屋の向きと困っている季節によって選び方が変わります。現地で窓の向きと使い方を伺ったうえでご提案しています。

群馬県内なら来てもらえますか?
当社は高崎市を中心に群馬・長野・埼玉を対応エリアとしています。群馬県内での施工事例も公開しています。

検討の前に、何を見ておけばよいですか?

見ておきたいのは、寒さ暑さの出どころ、窓の向きと数、そして開け閉めの頻度の三つです。実際の施工例を見ておくと、仕上がりの想像がつきます。

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